企画展情報

田安徳川家史料寄託記念 徳川御三卿(ごさんきょう)田安たやす徳川家 ~静岡藩主家達(いえさと)の生家~企画展チラシダウンロード [PDF]展示資料一覧 [PDF]
田安徳川家史料寄託記念 徳川御三卿(ごさんきょう)田安たやす徳川家 ~静岡藩主家達(いえさと)の生家~

田安徳川家史料寄託記念
徳川御三卿ごさんきょう 田安たやす徳川家
~静岡藩主家達いえさとの生家~

会期
2026年1月24日(土)~3月8日(日)
時間
9:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場
静岡市歴史博物館 3階企画展示室
休館日
1月26日(月)、2月9日(月)、24日(火)、3月2日(月)
観覧料
企画展・基本展示
個人 団体※1人につき
20人以上
一般 750円(650円) 600円
静岡市内居住
70歳以上の方
高校生・大学生
520円(450円) 410円
小学生・中学生 180円(150円) 150円
企画展のみ
個人 団体※1人につき
20人以上
一般 150円 120円
静岡市内居住
70歳以上の方
高校生・大学生
100円 80円
小学生・中学生 30円 30円
静岡市内居住・通学の小中学生、未就学児は無料
※「一般」以外の方は身分証明書等をお持ちください。
※障害者手帳をお持ちの方、指定難病・小児慢性の方とその介助者1人無料。(要提示)
※「駿府城公園東御門・巽櫓、坤櫓、及び日本庭園の共通利用券の半券」をご提示いただいた場合、( )内の料金でご利用いただけます。(上記 3 施設と当館を同じ日に利用・観覧される場合に限ります)

みどころ

田安徳川家関係家系図

※展示資料に関係のある人物を中心に作成し、一部省略をしています。
※「┃」は血縁関係を「║」は養子関係を示しています。「┇」は、中間人物を略した表示です。

展示構成

明治時代に静岡藩主となった家達は、御三卿のひとつ田安徳川家の出身です。8代将軍吉宗の子宗武に始まり、徳川将軍家を支えた田安徳川家に伝わる史料は、これまでほとんど世の中に出ることなく大切に守られてきました。歴代当主が伝えた書画や古文書等から知られざる名家の姿に迫ります。

序章成立―田安門の徳川家

田安徳川家の歴史は、8代将軍吉宗の時代に始まります。吉宗の次男の宗武むねたけは享保14(1729)年に元服し、享保16年には江戸城田安門内の屋敷を与えられました。屋敷の位置から、宗武を初代とする家は田安徳川家と呼称されるようになります。

葵紋長棹(個人蔵 当館寄託)

1継承される家名と品格

田安徳川家の歴代の当主は、公卿とよばれる「従三位じゅさんみ」以上の官位を与えられました。2代当主治察はるあきが亡くなると、田安徳川家はしばらくの間、当主不在の「明屋形あきやかた」となりますが、天明7(1787)年には3代当主に一橋徳川家2代治済はるさだの子斉匡なりまさが、4代当主には11代将軍家斉(斉匡の兄)の子斉荘なりたかが迎え入れられるなど、徳川諸家とも関係を結びながら徳川将軍家を支える家格と役割は継承されました。

兼任右衛門督口宣案(田安徳川宗武あて)(個人蔵 当館寄託)

2田安徳川家の奥向と家政

田安徳川家にとって、冠婚葬祭や年中行事も徳川将軍家を支える大切な役割でした。婚姻により代々宮家や摂関家との縁戚関係が続けられ、江戸幕府の基盤を安定させる、一つの要因となりました。また、越前福井藩の松平家の養子となった松平慶永よしなが春嶽しゅんがく)から返納された遺品や、斉匡の妻の貞子(無量院)が亡くなった際の奥女中や親類縁者への形見分けの記録などからは、家内における人びとの交流の様子も偲ばれます。

惇宗院斉匡御遺物諸品(爪磨)(個人蔵 当館寄託)

3田安徳川家の文化的素養と結ばれた縁

宗武むねたけは父吉宗に倣い、幼少より文武・学芸の研鑽を重ねた人物でした。その気風は歴代当主にも受け継がれており、3代斉匡なりまさもまた、文化面で多くの功績を残しました。田安徳川家には勝海舟などの縁ある人物から贈られた書画や大久保一翁を介して刀剣を有栖川宮へ献上した記録も残されています。

田安徳川斉匡筆「花鳥図」(牡丹孔雀図)(個人蔵 当館寄託)

終章静岡藩主家達とその後の田安徳川家

明治維新期、田安徳川家7代当主家達は、徳川宗家へ入り静岡藩主となった後、駿府城三ノ丸の元城代屋敷(現静岡市歴史博物館)と、そこから移って静岡浅間神社神主の屋敷(現西草深公園)に居住し、静岡で幼少期を過ごしました。田安徳川家は明治時代以降、伯爵家として国を支えながら家を守り継ぎ、今日にも継承されています。

徳川達孝家督沙汰書(個人蔵 当館寄託) 

特別出品―家達幼少期の玩具―

旧田安徳川家領にあり、田安徳川家の後継となる男子の誕生が祈願されたという妙了寺みょうりょうじ(山梨県南アルプス市上市之瀬)に伝来する、家達が幼い頃に使用したとされる張子の玩具を展示します。

御三卿田安徳川家御用 亀之助(家達)玩具(妙了寺)
※展示は鳥(前列左)、鞠(後列右)、槌(前列右)のみ

関連イベント

関連講演会

御三卿田安徳川家を知る 参加無料

田安徳川家ご出身の松方冬子氏をお招きしてご講演いただきます。
また、当館館長を交えたトークセッションを通じ、田安徳川家の歴史とその姿に迫ります。

日時
令和8年2月7日(土)13:30~16:00(開場12:30)
会場
葵生涯学習センター(アイセル21) 1階ホール (静岡市葵区東草深町)
定員
どなたでも200人(全席自由)
申込
1月10日(土)10:00~
静岡市歴史博物館ホームページ申込フォームで先行受付

1月16日(金)10:00~
静岡市歴史博物館(054-204-1005)で電話受付(申込順)
共催
徳川みらい学会、静岡市葵生涯学習センター
講師
松方 冬子氏 松方 冬子氏
東京大学史料編纂所教授
大石 学 大石 学
静岡市歴史博物館長
徳川みらい学会理事

学芸員ガイドツアー

学芸員と行く!
田安徳川家出身 徳川家達と静岡のつながりを探る旅 参加無料

明治維新期に静岡藩主となった徳川家達は、田安徳川家の出身でした。学芸員の案内でゆかりの地を巡ります。
≫ イベントページはこちら

日時
2月21日(土) ①9:30~11:00 ②14:00~15:30
(集合時間 ①9:15 ②13:45)
対象
各回30人(どなたでも、小学生以下は保護者同伴)
集合
静岡市歴史博物館 1階 講座室
解散
西草深公園(静岡市葵区西草深町)
申込
1月24日(土)10:00〜電話受付(申込順)

わかりやすい歴史・地域のおはなし

会場:1階市民活動スペース 申込不要・参加無料

1月25日(日)13:30~14:30
≫ 御三卿田安徳川家、歴代当主のおはなし
講師:当館学芸員
展示中の田安徳川家伝来資料から読み取れることを中心に、歴代当主の事績や文化活動についてお話しするとともに、展示の見どころも紹介します。
1月31日(土)13:30~14:30
≫ 御三家と御三卿 徳川将軍家と一門のはなし
講師:当館学芸員
家康の子どもたちによってつくられた「御三家」と、徳川将軍家をつないでいくためにつくられた「御三卿」。それぞれの家が成立した背景と役割を紹介します。
2月11日(水・祝)13:30~15:00
≫ 一橋徳川家文書からみる田安徳川家
講師:武子裕美さん(茨城県立歴史館 主任学芸員)
一橋徳川家と田安徳川家は、8代将軍徳川吉宗によって将軍家を支える家として設けられました。一橋徳川家に残された古文書等から、一橋徳川家から田安徳川家へ養子に来た3代当主の斉匡や、のちに静岡藩主となる家達について紹介します。
2月28日(土)13:30~14:30
≫ 田安徳川家の文化
講師:当館学芸員
初代宗武以来、学問や文芸に優れた家として知られた田安徳川家。その文化活動について田安徳川家の初代当主宗武と3代当主斉匡を中心にお話しします。

ゆかりの地マップ

元城代屋敷(静岡市歴史博物館)

静岡藩主となった家達は最初この場所に住みました。

徳川家達屋敷跡(西草深公園)

元城代屋敷に住んでいた家達は、のちに静岡浅間神社の神主の屋敷に転居しました。

静岡浅間神社

≫ 静岡浅間神社について(外部サイトへ)

徳川慶喜公屋敷跡(西草深ポケットパーク)

紺屋町(静岡市葵区)の元代官屋敷に住んでいた慶喜はその後西草深に転居しました。

静岡学問所跡(静岡地方合同庁舎)

家達を藩主として成立した静岡藩の学校で、幼い家達もここで学びました。

田安門(静岡市立高等学校内)

西草深(静岡市葵区)の家達屋敷にあった門は、静岡市立高等学校の敷地内に移設されています。
※見学希望の場合は、事前に静岡市立高等学校までご連絡をお願いいたします。

図録

1月24日(土)から
博物館ミュージアムショップ・WEBで販売開始

金額:700円

A4サイズ/32ページ

通信販売はこちら

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◆お問い合わせ: 静岡市歴史博物館

TEL:054-204-1005

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